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Second life内では「donburi Dixon」というキャラでウロウロしてます。「DC(Donburi Craft)」という自分ブランドを勝手に作って、自分用に作ったものを販売中でありま~す。
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2007年03月28日

Tiny Avatar (タイニーアバター)とは?

私が作っている「きぐるみん」はTiny Furry Avatarという分類に入る商品です。

Furryとは動物、獣の類を指す言葉で、それのTiny Avatarということになります。

さて、このTiny Avatarとは簡単に言うと「小さいアバター」なのですが

私も作ることになるまで知らなかったTiny Avatarの"仕組み"をメモメモ。





■体を小さくする技術

少しでもシェイプ(体型)をいじったことがある人ならわかりますが、

体のパーツ、あるいは全体を小さくするには限界がありますよね?

Tinyは極限まで細く短くしたシェイプの手足を折りたたむことで

限界以上の小ささを実現しています。ただし、これだけでは動いたときに手足が

元に戻ってしまうのでアバターの「動き」を司るアニメーション

専用のものに書き換えなければなりません。

アニメーションを上書きするためのスクリプトを胴体なり顔なりに仕込んでおき

アタッチしたら体が折りたたまれて収納されるようにできているわけですね。



■小さい体を収納する技術

いくら小さくしてもそれをパーツで隠さなければ、ただの気持ち悪いアバターです。

そこで「きぐるみん」のように胴体や顔といったパーツを付けて中身のアバターを

覆い隠します。ここで苦労するのは、ギリギリで隠れるような大きさにすると

実際に動き回ったときにハミ出てしまうこと。これは知り合いに着てもらって、客観的に

動きを見れば見つけやすいでしょう。自分じゃ歩いているときの正面が見にくいですからね。


このほかのアプローチとしまして、中身のアバターを透明にする方法があります。

といっても直接透明にできるわけではなく、世間に出回っている「透明プリム」という

特殊なプリムを使います。このプリムを通すと、透過処理がされているテクスチャを

使ったプリムだけが見えなくなります。つまり・・・・


>>>透明プリム(見えない)>>>透過テクスチャプリム(見えない)>>>通常のテクスチャプリム(見える)


こんなイメージです。

アバターのスキンをtga形式の透過テクスチャにしておけば、体は透けて見えるわけですね。

アタッチメント(胴体など)は通常のものにしておけば、こちらはしっかり見えたままです。

デメリットとしては、この透明プリムを通した先の風景すべてに適応されてしまうことです。

背景に水面などがあれば、それらが見えなくなってしまいますし、逆に透明プリムの

輪郭が見えてしまってカッコ悪いことになってしまいます。

とはいえ、これでアバター全体を隠してしまえば、どんな小さいアバターも作れるので

用途次第でございます。私はなるべく使わないでいきたいと思っております^^




■Tinyの弱点

なんといってもポーズに弱いということです。強制的にポーズをとらせる椅子などに

座ると、最悪の場合、手足がにょきっと生えてきて、地球外生物に早変わり。

最近はTiny用のポーズやダンスも増えてきて、市民権を得られそうな雰囲気ですが

人間アバターも1つは持っておくといいですね。ですからうちは「きぐるみ」なのです^^  
タグ :TinyAvatar

Posted by どんぶり at 02:37Comments(2)どんメモ